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義援金1億4千3百万円を茨城県に寄付

2012年10月01日 (月)

平成24年9月5日、皆様からお預りいたしました偕楽園と弘道館の震災復興支援義援金50,714,658円を茨城県に寄付いたしました。これに先立って、平成24年1月6日に義援金92,542,496円を茨城県に寄付しております。
以上の結果、総額143,257,154円の義援金を茨城県に寄付し、皆様からお預りいたしました義援金の寄付を完了いたしました。

これらの寄付の内、平成24年1月6日の寄付は偕楽園の全面復旧におおいに寄与し、「水戸の梅まつり」のメイン会場である偕楽園を平成24年2月7日に全面開園することができました。お蔭様で2月20日に始まった梅まつりに間に合わせることができました。
また、平成24年9月5日の寄付は弘道館の復旧と偕楽園の施設充実の費用に充てられる予定です。

企業、団体、個人の方々からの寄付の総件数は推計で16,150件に達しました。
多くの方々のご支援とご協力に心から感謝申し上げます。

尚、義援金の寄付と共に「偕楽園・弘道館復興に関する要望書」を茨城県に提出し、これらの施設の観光施設及び歴史・文化施設としての魅力向上を更に図っていくことを要望しております。また、これらの施設に調和した周囲環境の整備を図っていくことを要望しております。 橋本昌茨城県知事への寄付目録贈呈及び寄付金を茨城県に納入したことを示す納入通知書・領収証書の写真を添付いたします。
また、「偕楽園・弘道館復興に関する要望書」の内容は下記の通りです。


「偕楽園・弘道館復興に関する要望書」


 偕楽園・弘道館は本県を代表する観光施設であるとともに,歴史・文化施設であり,私たち県民の誇りであります。
 ともに,昨年3月11日の東日本大震災により大きな被害を受けたため,早期の復旧・復興が望ましいことから,私たちは,管理者である県にささやかながら協力すべく,有志と語らい,復旧・復興のための寄附を募ったところです。
 現在,偕楽園の全面復旧が間近となり,弘道館についても国及び県が連携して本格的な復旧が始まろうとしておりますことから,これまでに県内外から寄せられた浄財の一部を寄附したところであります。
 そこで,復興のシンボルとなる施設整備をはじめ,次の項目を要望するものです。

【早急な対策を望む要望】


1 偕楽園本園内に職員が常駐する管理施設と観光ボランティアのための施設を整備してください
 ① 安全・安心の確保のためには,好文亭等が位置する園内主要部か,その近くに職員が常駐する管理施設が必要である。
 ② 管理機能のほか,観光客が積極的に利用できるよう,インフォメーション機能を持たせる必要がある。
 ③ インフォメーション機能を充実させるためには,観光ボランテアも常駐させて観光客へのサービス向上を図ることが効果的であり,観光ボランティアが待機,接客するためのスペースを確保する必要がある。

2 便益設備・無料休憩施設を整備してください
 ① 観光客の利便性向上を図るためにはまず,鉄道,バス等の公共交通によって来園する方からの需要が大きい貸しロッカー(出来れば無料)を設置する必要がある。
 ② 観光客の滞在時間を増やすためには,休憩所を設置し提供する必要がある。


【中長期的に対策を望む要望】

1 偕楽園公園センターの事務所機能を移設し,文化施設として改築してください
 ① 偕楽園付近に「茶道,華道,歌舞,雅楽」などの伝統文化活動もできる多目的ホール等の設置を望んでいる方が多くいる。
 ② 一方,既存の公園センターは,園内主要部から離れているうえ,実態としては管理事務所の機能が中心となっているが,構造的にもデザイン的にも文化施設としての使用に適している。
 ③ 公園センター内の全ての管理機能を本園へ移転し,文化施設としてリニューアルすることが望ましいと考える。

2 歴史的・文化的施設としての更なる魅力向上を図ってください
(1)弘道館
 ① 弘道館の歴史的遺産としての価値を高めるには,旧藩校施設の一部を復元する必要がある。
 ② 弘道館への自動車利用者の利便性向上を図るためには,弘道館正門左正面の空き地(元公安調査庁水戸駐在官室事務所跡地?)を買収して駐車場を確保する必要がある。
(2)偕楽園
 ① 偕楽園の本来の楽しみ方とされる「陰陽の対比を味わう」には「表門」からの入園が望ましいが,現在,表門周辺には公共駐車場が無い。また,近隣には空地が目立つので,新たな魅力を創出し観光客の誘客を図るためには駐車場整備等による効率的な土地利用が必要である。
 ② 偕楽園の創建当時の周辺景観を維持するため,水戸市と十分な連携を図りながら,良好な景観を維持・創造する必要がある。
 ③ 偕楽園御成門は創建当時には無かったものである。開門せずに観光客を表門に誘導することが望ましいと考える。
 ④ かつて見晴広場に休憩施設としてあった四阿を復元してほしい。

3 その他の要望 
① 千波湖畔のボーリング場が閉館し放置されているので,この跡地を活用した休憩所や  ミュージアム施設,物産館等の設置も進めてほしい。その際には,水戸市と十分な連携を図 る必要がある。


平成24年1月27日

                             偕楽園・弘道館復興支援の会
   会長 和 田  祐之介

茨城新聞広告賞受賞

2012年07月17日 (火)

平成24年2月17日付茨城新聞に掲載した皆様のご支援に対する御礼広告「民(しみん)と偕(とも)に復興」が第19回茨城新聞広告賞を受賞しました。

広告賞は、平成23年度に茨城新聞に掲載された68点の広告がノミネートされて12点が受賞し、「民(しみん)と偕(とも)に復興」は12点の一つの優秀企画賞を受賞しました。

この受賞は皆様のお力添えの賜物であり、復興促進の後押しになることを期待しています。
なお、「民(しみん)と偕(とも)に復興」は本ホームページにも掲載されています。

募金箱出来ました!募金にご協力下さい

2011年06月05日 (日)

募金箱が出来ました。
(株)家具の八木澤様で20ヶ作りました。制作費のうち3万円を義援金として募金くださいました。
募金箱のご利用いただける方は事務局までご連絡ください。

水戸二中昭和60年卒業生の同窓会の席で募金していただきました

2011年05月22日 (日)

5月22日水戸二中昭和60年卒業生の同窓会の席で募金していただきました。
金額は108,089円でした。急遽会場の水戸市白梅町フェリヴェールサンシャインに副会長湊が会長に代わり頂いた参りました。
代表幹事の黒羽博之さんから手渡されました。参加者は約130名でした。

ホームページをオープンしました!

2011年05月05日 (木)

 この度の東日本大震災で大きな被害を受けられた方皆様に心よりお見舞い申し上げます。
 茨城県民の誇りである「偕楽園」と「弘道館」は、九代藩主斉昭公が市民と共に楽しみ、学問をして将来の日本を担う青年たちの教育の場として創設されました。
その後水戸の観光名所として親しまれ、全国から多くの方々がおいでになっています。

 残念なことに、東日本大震災で大きく損壊しました。しかし、当然ながら、多くの被害に遭い犠牲者が出た地域に復興助成金が配分されることは云うまでもありませんが、文化財の復興も急がれる問題であります。県都水戸の復興を一日も早く望む私達は支援団体を組織し、広く復興支援金を募るべく立ち上がりました。

 是非本事業の趣旨にご賛同いただき、ご協力下さいます様お願い申し上げます。
 尚、義援金は免税措置及び協力金融機関利用の場合は振込み料無料になります。